最近では、さまざまなアレルギー症状を引き起こす人が増えていますが、その中に動物アレルギーというのもあります。
動物アレルギーとは、アレルギー症状を引き起こすアレルゲンが動物由来のものであるときに使われます。
殆どの動物に症状が出る人もいれば、特定の動物でのみ症状が出る人もいて、その症状の出方やひどさにも大きな個人差があります。
例えば、犬に触ったり、犬に近づいたり、犬を飼っている人の家に入っただけで、クシャミや鼻水が出る人を動物アレルギーの中でも犬アレルギーと呼んだりします。
これが猫の場合には猫アレルギー、鳥の場合には鳥アレルギーなどと呼びます。
動物アレルギーのアレルゲン
アレルギーを引き起こすアレルゲンは動物によっても違いますが、次のようなものが原因となています。
- 体毛
- 唾液
- 糞尿
- 脂粉
- 羽毛
動物アレルギーの症状
症状も人によって異なりますが、多くの場合は
- クシャミ
- 鼻水
- セキ
ひどい場合には
- 呼吸困難
- 肺炎
を引き起こしたりすることもあります。
ハチやハムスターなどに噛まれた場合は要注意
基本的には、体毛やフケ、乾燥した糞が舞い上がったものなどを吸い込むことによって起きるアレルギーが多いのですが、噛まれることによって起きるアレルギーもあります。
特にハチやハムスターなどに噛まれた場合は、二度目以降にアナフィラキシーショックを引き起こすこともあるので、注意しなければなりません。