現代では、食材も多様化してきたために、食物アレルギーで悩む人が増えています。
本来であれば何も害が無いはずの食べ物なのに、ある人にとっては、それを食べるだけでアレルギー反応を起こしてしまうことになるのです。
今回は食物アレルギーの主な症状について説明します。
食物アレルギーは、今は平気でも、ある日突然、起こることもありますので、注意が必要です。アレルギー症状には、軽い物から重い物まであります。
軽い物から説明していきますと、まずは皮膚にあらわれる症状です。
例えば、何かアレルゲンとなる物を食べてしまった時に、じんましんや赤い発疹が出てしまったり、かゆみなどを感じることもアレルギー症状の1つです。
粘膜系に起こる症状ですと、結膜が充血してしまったり、涙がぽろぽろ出て来てしまうなどがあります。あとは、鼻水や鼻づまりを起こし、何度も何度もくしゃみが出てしまうなんてこともあるでしょう。
そこから少し重い症状になると、腹痛や下痢・吐き気や嘔吐にまでなってしまいます。
アレルギー症状の中で一番重度な物は、アナフィラキシーショックです。アナフィラキシーショックは、生命をも脅かす危険な症状なので、本当に注意が必要なのです。最初は手足の痺れや口の中に違和感を感じる程度ですが、それがどんどん重症化していくと、胸がしめつけられるように苦しくなったり、めまいを起こしたりします。
最悪な状態ですと、呼吸困難に陥ったり、意識障害をもたらすので大変危険です。
このような状況を回避するためにも、自分自身に食物アレルギーが無いかどうかをよく把握しておく必要があるでしょう。
ご自分の食物アレルギーを知らなかったばかりに、大事に至る場合もありますので注意が必要です。